男やのうの連続「孫文の義士団」

男気を一個定義づけるとして、それが「義を見てせざるは勇なきなり」であればまさに「孫文の義士団」は120%の男気映画だ。


エンディングまで男気液が間欠泉のようにスプラッシュして止まらないのだ。


普通の人にとって、生きるとは、死にたくないが合言葉だ。


ただ「義」を発見したときにそれを捨てられるかどうか。あるいは忘れてしまうかどうかがその人にとっての生き方になる。


孫文を暗殺団から守り革命を成就させるために、命を差し出せるかどうかが主人公たちに突きつけられた問いであり


それに「はい」と答えたのが主人公たちだ。死にたくないのに死んでもいいと、他の誰かでもいいのにその他大勢の中から手を挙げたのだ。


結果的に孫文は守られるが義士たちはその若き命を散らす。

特にもドニー・イェンのアクションには、画面からはみ出すような迫力があり、手に汗握った。


個人的にはアスーには助かって欲しかったが仕方がない。