「バナナ炎」〜ノープランロケ〜

モヤモヤさまぁ〜ず」、「ごぶごぶ」ときて、同じようなテイストの次のドミノは、そこそこ悪い評判を聞かない「ノープランロケ」かなと借りて見てみたのだが


個人的には、これはテレビで見たら、それでいいやつだなと思ってしまった。


モヤモヤさまぁ〜ず」ってやっぱりテレ東の女神、大江麻理子抜きにしては、成立しないんだと思った。


大江麻理子」という「わくわくファンタジー」が足し算されてるから「単なるゆるい街歩き」があそこまで「非日常」になるのだ。まー、女の子と歩くのが楽しいってな話ではあるけど


じゃあ「ごぶごぶ」はと言われたらもう「東野幸治」の「ダウンタウン」とは違う鉱脈を掘り当てた東西随一の「話芸」に尽きる。


あの関西弁でたたみかける「しゃべくり」の「リズム」がたまらなく、「東野幸治」はまぎれもなく「スター」であり、「非日常」である。


「ノープランロケ」は、なんかもう生活感がありすぎて近すぎるのだ。カーナビに「宇都宮」と入力しようとして「うつのみやたかし」と言う日村のだらしないボケの感じだったり、「最後はどこ行く?」、「ファッションヘルスかな」みたいなやりとりとか、「え〜待ってくれよ」と言いたくなるような「日常」なのだ。ファンタジーがゼロなのだ。