面雀2

続き

際立ったのは関根さんの名人芸だった……


お笑いマニア以外を取り込むために、皆藤愛子斎藤孝、関根さんが審査員として配置されていたが……

不思議だった。関根さんはこのゲームと相性がいいからプレイヤーの方では?と

謎はすぐに溶けた。スタッフの保険だった。


斎藤孝用の盾だったのだ。そして、皆藤愛子のカバーアップ だった。つまりはお守り


まずは皆藤愛子はだんまりだった。編集でカットされたのかわからないが、沈黙を貫いた。


それはよかった。問題は斎藤先生だった。情熱家であられる先生はやる気まんまんなものだから、独特の声質で喋りまくるんですが

一言で言えばうるさかった。そしてうるさいなとつっこめない感じで


関根さんは、斎藤先生の発言を許しつつ、直後に素晴らしいコメントを出すということを続けていた。


加えて、誰のワードに賞を与えるかのバランスも取り

あまつさえ、「宣言」のときにはレフェリー席から大きな笑いを取るという実に見事なお仕事に敬服して見ていました。