アメトーク(旅)
アメトークは「旅芸人」……
出演陣は、出川哲朗、宮川大輔、千原せいじ、ウド鈴木、ホンジャマカ石塚、東貴博、勝俣州和……
国内国外問わず旅ロケが多い芸人たちをピックアップ……
まず気になったのは、出川さんが噛んだところ…………
もはや定番の「噛み方」と化している「尋常」を「じょうじん」と言うくだりが出たのだが…………
どこかわざとらしく感じられたのだ……。
迂闊な事だがいつもあまりにもスムーズ&自然な噛みなので……
今まで疑いの目を向けて来なかったが…………
やはり、もはや一つのタレント出川哲朗の代表的な売りとさえなっている「噛み」。
一つで出ただけで稼ぎ出せる笑いの量が全然違ってくる魔法とも言うべき黄金の「噛み」。
そんな円を稼ぎ出すミラクルを秘めた「噛み」を出川さんだって、ただ自然に出てくるのを待つ訳にはいかないだろうし……
そういう力を持つ武器である「噛み」をコントロールしたいと思うのは、人として実に自然な欲望……
そうか。時には芸風として意図的に計算で噛んでいるのだろうと思った時にスタジオで信じられないことが……
「さっきせいじが良かったって言ったグアテマラだけど……そんなに良くない。」と出川哲朗がにべもない顔で喋ったのだ。
つい数分前に(編集上)出川哲朗は自分で「グアテマラは最高だった。公園の木に電飾があって一人ディズニーランドだった。」と興奮気味に語ったばかりだと言うのに
その舌の根もまるで乾かぬうちに
つい先ほど自分が話した話をせいじが話した話だとして天真爛漫にアッハッハと話し始めたのだ。
正直言って、ぶったまげた。
この人は本物だと畏怖の感情が胃袋からせり上がるのを感じた。
そうなると、気づけばもう件の噛みが養殖ものか天然ものかとかなんだかんだはどうでもいい過去となっていた。
出川哲朗恐るべし。 まだまだ底知れないものを感じる。
さらに年を重ねて、老いが迫ってくると、脳の動きが鈍くなるはず。そうすると出川哲朗はもっと面白くなる可能性があるなぁと思うと武者震いが止まらなくなりました……。