(日常)アルコールパワー
夜中に用事で友人と車で出かけた。
すると至るところに黄色いレインコートの若者の集団がいた。
何なんだと見ていたら、若者たちに「見世物じゃないから見るなよ」という目で見られたのでむかついたが
ま、いいかと団地の入口に向かい、下り坂を降りたら
前方5メートルぐらいに黒い人影。
ゆっくりと近づくと 生瀬勝久を短パンにした感じのおじさんがどんどんとこちらへ歩いてきたのだった。
何?何?と思いながら、車を停めると、そのおじさんは、深呼吸をするやいなや「世の中が悪いんだよ!」とシャウト。
事態を飲み込めず、最初はポカーンとしていたが、不条理なシチュエーションが面白くて、友人とついつい笑い出したら
おじさんは急にしんみりとした顔になり、後続車にまたシャウトしに出かけた。
車を発進させたら、後ろからまたおじさんの声が聞こえた。
お酒は怖い。