「おとなのけんか」ロマン・ポランスキー


「法」を代表として「自然」とは別の「文明」の困ったところをついてるなという映画に個人的には見えました。


社会をちゃんとしたものにしようと、「法」とかをコツコツ頑張って作ったわけだけど、


「法」とか言い出した途端に、発動するシステムは、事態を深刻化、複雑化せしめ

「ま、いいよ。水に長そうよ。」なんて一言ではすまなくなる。


子供は「法」なんて言わない、言えないから「なかったこと」にする方法を取るからおしまいにできるけども


大人は「法」だと言ったからさぁ大変。「犯罪」、「責任能力」、「処罰」、「加害者」、「被害者」、「賠償」、「謝罪」……言葉は芋づる式に自動生成されて言語交通は混乱。 収拾はつかなくなり、無理だね、家庭ではなんつって法廷へ行くはめに……あぁ、めんどくさい


要するにケイトウィンスレットはエロかったということ