「愛おしい骨」キャロル・オコンネル

愛おしい骨 (創元推理文庫)

愛おしい骨 (創元推理文庫)

【個人的点数70点】キャロル・オコンネルは、「犯罪」よりも「犯罪周辺の人間ドラマ」を描くことに長けた作家で、私が読みたいのは「犯罪」だから気が合わない。そういうわけで世間評に比べて点数は低い。幾つかの風変わりなギミック。セアラ夫人が描いていた鳥獣戯画、イザベルのキック、サリーの脅し文句は、なかなか楽しめた。